高野勝洋の作品 ニューヨークの街高野勝洋の写真

仕事以外の撮影で、初めてデジタルカメラを使った。

NYCに7日間滞在するうち1日だけ仕事をする予定だったので、デジタルカメラとPCを持っていかなくてはならなかった。

そして、俺は荷物を軽くしようという浅はかな理由だけで、フィルムカメラをBagに入れなかったのだ。

旅に出る前迄は、デジタルでもやれると愚かにも考えてしまった。

ダウンタウン、ハーレム、ブルックリン、ブロンクス。歩きまわって3000枚以上撮った。

だが結果は『どこかでみた光景』という写真が並んでいるだけだった。

これが『写真の為に写真を撮る』という迷宮か‥と、帰国してまもなく俺は肩を落とした。

デジタルカメラだとついついシャッターを押してしまう。

ようするに、悪いクセがついてしまうんだよね。

NEWYORKのような街は至る所にフォトジェニックな対象があるから無意識のうちに撮らされてしまうんだろうな。

そんな写真は、所詮、過去に作られたイメージとの絵合わせに過ぎないとわかっているのに。

場所の記録としての仕事なら、写真家の魅力なんてないよねー(泣)

今回、はじめてデジタルカメラを持って旅に出たことで、いい勉強ができたと思っている。

高野勝洋とアメリカ高野勝洋の作品写真家・高野勝洋ニューヨークの人々高野勝洋とニューヨーク高野勝洋の写真高野勝洋とグランドゼロアメリカの写真

以前にベトナムのハノイを旅した時に、9.11の被災者であるベトナム人の男性と友達になった。

彼はNYに在住していた頃、9.11で家族を失くしたため、現在は故郷のハノイに戻って来たとのことだった。

俺はハノイに渡航する前にベトナム戦争のことも勉強していた。

アメリカと戦争。

彼が何度も云ったwarという言葉が耳の底にへばりつくように残った。

それから、一緒に食事をしている時に、不意にsucks !といいながら目をこする彼の姿がいまでも目に焼きついている。


JFK事件以来、アメリカに対する不審はだれでも感じるだろう。

今後も、テロは続くだろう。

戦争は終わらない。

 

2001年9月11日アメリカ同時多発テロにより亡くなられた全ての方に心からご冥福をお祈りします。

It sincerely prays to all the death by simultaneous multiple terrorist acts.

May 2012 Ground Zero NYC katsuhirotakano

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Canon EOS5D MarkⅡ EF24-105mmF4L

photographer 高野勝洋

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